·ワンダ

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://shinbashi.areablog.jp/hgrtde

とにかくちなりに触れていたくて

この瞬間を一秒でも長続きさせたくて、そんなことを考えてしまう自分がどうにもおかしいことだけは自覚していた精華液



俺は髪に触れていた指先をゆっくりと下へ滑らし、ちなりの顔を覗き込むようにしながら首筋へと当てる。
体温の上がった頬はほんのりと赤く染まり、暗闇でもわかるほどその瞳は潤んでいた。

これが熱の所為だけだと思いたくはなくて、俺は妙な焦燥感を感じながら問いかける。


「言ったよな。A判定取ったら何で牛熊もいう事聞いてやるって」

「はい・・・」

「お前は、どうしたい?」


この状況で何を言わせようというのだろう。
いや、俺は何と言って欲しいのだろう。


どこか懇願するような思いで潤んだ瞳を見つめれば、気怠そうに俺の胸に凭れかかったちなりから小さな呟きが聞こえた。


「原田さんの・・・したいこと」

「ん・・・?」

「原田さんのしたいこと、したい・・・」


まるで俺の心を見透かしたようにそう言ったちなりは、一度だって見たことも無いような甘えた表情を見せる。


こいつ、想像以上の無自覚小悪魔だ・・・。
思わず後ずさってしまいたくなるようなその衝撃に俺が恐れ戦いていると、ちなりの腕が遠慮がちに俺の背中へと回った。

隠しようもない程高鳴ってしまった鼓動を悟られているのだろうかと若干の気恥ずかしさを感じていれば、再び3박4일홍콩자유여행漂うのは先ほどの甘い香り。


「甘いな」

「え・・・?」

「お前は花のように甘い香りがする」


自分の体内を全てそれで満たしてしまいたいと、ちなりを腕の中に収め大きく深呼吸をする。
途端に胸に広がる香しさにどこか夢心地になれば、ちなりは背中に回していた腕をゆっくりと首へ巻き付けた。


「・・・だって花は甘い香りを出さないと、次の花を咲かせることができないから」

「じゃ、俺はそれに誘われてまんまとお前に掴まっちまった虫みたいなもんか?」

「ひどい言い方」


困ったように眉を下げる表情にまた胸が疼く。
どうして今まで気づかなかったのだろうと思えるくらいに、その一つ一つが俺の内側を掻き立てた。




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://shinbashi.areablog.jp/blog/1000112905/p11503914c.html
·ワンダ | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

■同じテーマの最新記事
曾經我們懷著一顆輕狂的心闖堂世界
王毅談習近平主席訪問芬蘭並赴美國舉行中美元首會晤
港股週線圖顯示似頭肩底、量度升幅是30154點。~
<<新しい記事へ     以前の記事へ>>
このブログトップページへ
·ワンダイメージ
·ワンダ
プロフィール
·ワンダ
前年  2017年 皆勤賞獲得月 翌年
前の年へ 2017年 次の年へ 前の月へ 12月 次の月へ
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
今日 合計
ビュー 2 4064
コメント 0 0
お気に入り 0 0

カテゴリー一覧

QRコード [使い方]

このブログに携帯でアクセス!

>>URLをメールで送信<<

お気に入りリスト

足あと

[千葉] 愛在深秋
[自由が丘] 人がきわ
[代官山] 追憶の感がある
[明石・加古川・姫路] 【姫路市 整体・カイロ】…
[代官山]
[代官山] ndueia
[明石・加古川・姫路] inergs
[代官山] 坡一人の
[渋谷] 秋姫の赤い靴

最新のコメント

おすすめリンク


外苑東クリニック
東京 人間ドック